インプロソフィーは「インプロを通して人を自由にする」をミッションに、インプロを広める・深めるためにさまざまなワークショップを行っている団体です。
2011年よりインプロのワークショップを行っていた内海隆雄が2016年10月に「第三インプロ研究室」を立ち上げ、2019年7月に「インプロソフィー」へと変更しました。
Naming
Impro × Philosophy = Improsophy
インプロソフィー(Improsophy)はインプロ(Impro)と哲学(Philosophy)を組み合わせた造語です。
即興すると言うと、「何か面白いことを言う」「無茶ぶりにこたえる」ことをイメージする人が多いかもしれません。しかしインプロはそのようなものではありません。人前で自由であること、パートナーに貢献することを目指すものです。
そしてそのようなことを目指していると、そこには哲学が生まれます。「自由とは何か?」「人はどうしたら自由になれるのか?」「貢献とは何か?」「人はどうしたら貢献することができるのか?」「自由と貢献は両立するのか?」etc.
インプロソフィーは哲学の生まれるインプロを探究していきます。
一方で、それが「机上の空論」にならないところもインプロの魅力です。どれだけインプロについて語れても、実際のインプロが良くなければ意味がありません。インプロにおける哲学は「知っている」「分かる」だけでは十分ではなく、体現する(体で現す)ものなのだと思います。
「自由について語れる」ではなく、自由を体現できるように。「貢献について語れる」ではなく、貢献を体現できるように。
インプロソフィーは即興を哲学し、哲学を即興します。