11月24日(金)演技のためのインプロワークショップふりかえり

11月24日(金)は演技のためのインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は「物事を進める」をテーマに、待つこと・行動すること・劇的であることを重視したインプロを行いました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

「Action」とは何かを探求していく

クロサワインプロは、待って、行動する(Action)というフォーマット。しかし何がアクションなのかを定義することはできない。やってみて物事が進んだように見えるものがアクションだから、たくさん試してうまくいったりいかなかったりして学んでいく。

リアクションはアクションではない

当たり前といえば当たり前だが、リアクションはアクションではない。しかしリアクションをすると感情も出てくるので、それでアクションをした「感じ」になるので注意が必要。アクションは反応ではなく、意図的・選択的な行動である。

アクションとリアクションはどちらもできる必要がある

アクションのインプロとリアクションのインプロはどちらもできることが必要。アクションのインプロだけだとやりとりが薄くなるし、リアクションのインプロだけだと物事が進まない。どちらもできるようになっておけば、必要なときに必要なことができるようになる。

3ヶ月にわたって行ってきた「演技のためのインプロワークショップ」はここで一旦おしまいです。最初に想定していたよりもずっと深くてずっと高度なワークショップになったと感じています。連続もしくは週一ワークショップはまた来年に再開しようと考えていますので、その時はどうぞよろしくお願いします。

なお、12月は12月9日(土)に行われる「もんてんインプロまつり!」内で演技のためのインプロワークショップを行います。
この日は他にもストーリーテリング・マスクのワークショップも受けることができますので、ご興味ある方はどうぞお越しください。

また、夜には会場である両国門天ホールを使って誰でも参加できるインプロショーを行います。
この連続ワークショップでは発表会のようなものは行いませんでしたが、劇場で・人前でインプロをやることに興味がある方はぜひお越しください。

ご予約は他のワークショップや夜の部も含めて僕に直接連絡をいただいても大丈夫です。
今後ともどうぞよろしくお願いします!

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロ(即興演劇)を学ぶ。大学卒業後は100を超えるインプロ公演に出演するほか、全国各地において300回を超えるワークショップを開催している。2017年にはアメリカのサンフランシスコにあるインプロシアターBATSにてワークショップおよびショーケースに参加。またアメリカのインプロの本場であるシカゴにも行き、海外のインプロ文化にも触れる。 →Twitter