5月13日(日)インプロワークショップふりかえり

5月13日(日)はインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

僕はたとえ初心者向けのワークショップであっても、その時の自分にとって一番広く深い世界を探求したいと思っています。今回のワークショップもそのような時間で、僕にとってもインプロの世界が広がり深まる時間となりました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

失敗をシェアする

僕はインプロを広めたい。だけどインプロはアートであってほしい。アートとしてのインプロの特徴は失敗することにある。うまくいって面白いのは当たり前。うまくいかなくても面白いからアートとしての新鮮さがある。だから失敗をシェアする。全てをありのままにする。

相手のために学ぶ

インプロは考えてやるものではなく、「ただやる」もの。しかしそれがパートナーを喜ばせているのか困らせているのかを知る必要はある。良かれと思ってやったことがパートナーを困らせていることもあるし、当たり前にやったことがパートナーを喜ばせていることもある。それは人生と同じように。

うまくいったりいかなかったりしてパーフェクト

パートナーにいい時間を与えよう。しかしそれでも失敗することはある。そうしたら失敗をシェアすればいい。うまくいったら嬉しいし、うまくいかなくても面白い。そうなればもう怖いものはない。そこにはただ真実や喜びや愛がある。

今回のワークショップはインプロの思想の根本に降りていくような時間となりました。教えている僕にとっても多くの学びがありました。参加者のみなさまに改めて感謝を。

6月はワークショップをお休みする予定でしたが、今回やってみてとても良かったので、やっぱりやることにしました!次回は6月16日(土)の午後にワークショップを行います。インプロの広く深い世界を探究していきましょう。今後ともどうぞよろしくお願いします。

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロ(即興演劇)を学ぶ。大学卒業後は100を超えるインプロ公演に出演するほか、全国各地において300回を超えるワークショップを開催している。2017年にはアメリカのサンフランシスコにあるインプロシアターBATSにてワークショップおよびショーケースに参加。またアメリカのインプロの本場であるシカゴにも行き、海外のインプロ文化にも触れる。 →Twitter