12月4日(日)インプロワークショップふりかえり

今日はインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

前回はだいぶ学び寄りのワークショップだったので、今回は遊び寄りを意識してワークショップを行いました。その結果、「スポンテイニアス(自発的)」をテーマとしたワークショップとなりました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

自分の中の子どもを自由にしてあげる

スポンテイニアスな自分は、自分の中の子どものような存在。自分の中の子どもが自由にやって失敗することを許してあげる。「同じ失敗を繰り返してはいけない」と思うと子どもは不自由になる。同じ失敗をくりかえしてもいい。その中で子どもが学んでいることを信じてあげる。

検閲していることに気づいている

インプロでは思ったことを取りやめることを「検閲する」と言う。ほとんどの場合は検閲せずにやったほうがうまくいくけれど、検閲はしてもいいし(例:よりチャレンジするため)、場合によっては検閲したほうがいい(例:同じようなシーンが続いているとき)。しかし、検閲していることに気づいている必要はある。そうしないとただ不自由になっていく。

スポンテイニアスとは萎縮せず、頑張りもしない状態

スポンテイニアスな状態とは、表現することに萎縮せず、頑張りもしない状態。いわば自然体。ただし直接それを目指してもうまくいかない(自然体のふりをするだけになる)から、萎縮している自分や頑張っている自分に気づくことによってだんだんとクリアになっていく。

次回は12月18日(日)の13:30~16:30に行います。今回は自分をオープンにすることを重視していたので、次回は相手にいい時間を与えることをストーリーの観点からじっくりやっていこうかなと思っています。おかげさまですでに半分以上埋まっておりますので、ご興味のある方はどうぞお早めにお申し込みください。

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロ(即興演劇)を学ぶ。大学卒業後は100を超えるインプロ公演に出演するほか、全国各地において300回を超えるワークショップを開催している。2017年にはアメリカのサンフランシスコにあるインプロシアターBATSにてワークショップおよびショーケースに参加。またアメリカのインプロの本場であるシカゴにも行き、海外のインプロ文化にも触れる。 →Twitter