昨日はインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。
今回はインプロの基本的な考え方を丁寧に扱った後に、「見る」ことから始める演劇を深めていきました。短い時間の中でしたが、やりやすいところから始めて最後はアーティスティックなものが生まれていたと思います。
以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。
がんばらない
筋肉に力を入れてがんばることは自分を強くする「感じ」がするけれど、実際には弱くなっている。がんばらないでいると自分が弱いような「感じ」がするけれど、実際には力が出るようになっている。それはアイデアを出すことでも同じこと。
たくさん失敗する
人間には失敗する自由があるが、それは大人になる過程で失われていく。しかしインプロの場では失敗が許されていて、もっと言えば祝福されているとすら言えるかもしれない。失敗をオープンにすれば、その場所はより自由になっていく。
「見る」ことから演劇を始める
自分の頭の中で考えたアイデアを使うのではなく、そこにあるものを使って即興をする。そうするとお客さんと一緒に進んでいくことができる。そして舞台の上でやることを少なくすればするほど、お客さんの想像力は働き出す。本当にがんばらないからこそできる、とっても繊細なインプロがある。
インプロワークショップは来月も蔵前4273で行います。大事なことは毎回扱いつつ、同時に少しずつ変化も加えていきますので、今回いらっしゃった方もはじめての方もどうぞお越しください。詳細は近日中にアップしますのでもう少々お待ちくださいませ。今後ともどうぞよろしくお願いします。