10月6日(金)演技のためのインプロワークショップふりかえり

一昨日は演技のためのインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は「ニュートラル」をテーマに探究的な時間となりました。「ニュートラルとは何か?」ということについてディスカッションする時間もありましたが、結局は「何も考えずにやってみるのが一番だね笑」となったのが印象的でした。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

からだは「空」だ

何かを「しよう」としているとニュートラルにはなれない。まずは空っぽになることから。何も考えず、何もしようとしない。それでも必要な動きは自然と起こる。

Neutral = Empty + Joy

ただ空っぽな状態だと、ネガティブに見えたり悲劇的に見えたりすることが多い。それよりも少しポジティブな状態のほうがニュートラルに見える。それは空っぽの器に喜びを満たすようなもの。

使ってもいいし、使わなくてもいい = 自由

やってきたアイデアや感情にしがみつこうとしない。それを使ってもいいし、使わなくてもいい、という状態が自由。身体はいつも今ここにあるように、アイデアや感情もいつも今ここにある。

次回10月13日(金)は「反応する」をテーマにやってみようと思います。最近は静かなインプロが続いていたので、次回は少しエネルギッシュにやろうと思います。しかしテンションを上げて過剰反応するのではなく、シンプルに反応することを目指していきます。単発での参加も受け付けておりますので、ご興味ある方はお申し込みください。どうぞよろしくお願いします。

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロ(即興演劇)を学ぶ。大学卒業後は100を超えるインプロ公演に出演するほか、全国各地において300回を超えるワークショップを開催している。2017年にはアメリカのサンフランシスコにあるインプロシアターBATSにてワークショップおよびショーケースに参加。またアメリカのインプロの本場であるシカゴにも行き、海外のインプロ文化にも触れる。 →Twitter