12月7日(土)メソッドフェスにて俳優のためのインプロクラスを行います

12月6日(金)から12月8日(日)にかけて行われる「アクティングメソッドフェス」にて俳優のためのインプロクラスを行います。

アクティングメソッドフェス(メソッドフェス)とは『俳優の「学びの始まり」を届ける』をテーマに、様々なアクティングメソッドを体験できる企画です。8月に行ったメソッドフェスの第二弾です。

体験できるメソッドは次の通りです。全てに参加することもできますし、1クラスのみの参加も可能です。

  • マイケルチェーホフテクニック
  • マイズナーメソッド(レペティション)
  • アレクサンダーテクニーク
  • キース・ジョンストンのインプロ
  • ボイス&スピーチ
  • スタニスラフキーシステム

僕は12月7日(土)の夜に行われるインプロのクラスを担当します。今回は同じ日の昼に行われるアレクサンダーテクニークとコラボしてワークショップを行います。この日のテーマは「自分でいる」です。


舞台に立つと、多くの人は必要以上に「頑張って」しまうものです。しかし頑張ることはまわりを見えなくし、パートナーやお客さんと繋がりづらくなってしまいます。さらには自分のことも見えなくなり、舞台の上での存在感を無くしてしまいます。

メソッドフェスの二日目は、アレクサンダーテクニークやインプロを通して、舞台の上で「自分でいる」ことを探究します。より自由で、自然で、大きな自分を発見していきましょう。

アレクサンダーテクニークは、F.Mアレクサンダーが発見した、自分自身の使い方を学ぶテクニックです。

ワークショップでは「ハンズオン」と呼ばれる教師の手によるサポートを通して、「自分でいる」とはどういう状態かを体験します。

後半の「アクティビティー」の時間では、あなたが実際に課題と感じている場面を設定し、そこでアレクサンダーテクニークを使っていきます。「自分でいる」ことがあなたの演技や存在感にどのような影響を与えるかを実験してみましょう。

インプロは即興演劇のことです。特に「インプロの父」と呼ばれるキース・ジョンストンのインプロを行います。

ワークショップでは日常で起こりうるいくつかの場面を設定し、それを即興で演じていきます。

重要なことは「面白いことをすること」ではありません。「自分でいる」状態で舞台に上がり、その世界をただ生きることを目指します。それが結果としてパートナーやお客さんと繋がることを体験します。

インプロのワークショップはアレクサンダーテクニークとコラボして行います。シーン中にもアレクサンダーテクニークの「ハンズオン」を行い、それが演技や存在感にどのような影響を与えるかも見ていきます。

このような体験は他ではなかなか得られないものです。どちらも単体での受講も可能ですが、一日通しての受講をおすすめします。多くの方と出会えることを楽しみにしています。


スケジュール・場所・料金等の詳細はメソッドフェスのホームページをご覧ください。また、お申し込みもメソッドフェスのホームページよりお願いいたします。
https://method-festival.jimdosite.com/

すでに定員の半分ほどが埋まっています。ご興味ある方はお早めにお申し込みください。どうぞよろしくお願いします。

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロ(即興演劇)を学ぶ。大学卒業後は100を超えるインプロ公演に出演するほか、全国各地において300回を超えるワークショップを開催している。2017年にはアメリカのサンフランシスコにあるインプロシアターBATSにてワークショップおよびショーケースに参加。またアメリカのインプロの本場であるシカゴにも行き、海外のインプロ文化にも触れる。 →Twitter