6月25日(日)アレクサンダーテクニークとインプロのワークショップふりかえり

今日はアレクサンダーテクニークとインプロのワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回始めてアレクサンダーテクニークとのコラボワークショップをしてみて、これは可能性があるということを非常に強く思いました。一方でその可能性を掴みきれなかった感もあるのでまだまだブラッシュアップしていきたいと思います。

以下はワークショップでのいくつかの発見です。

「インプロ」がインプロを妨害する

今日のワークショップは本当に即興することと習慣的な「インプロ」をすることの違いが非常にはっきり見える時間だった。習慣は悪いものではない、というかそのほとんどは必要なものだが、本当に即興するためには一旦それを置いておく必要がある。

即興するとは選択できること

「とっさに反応すること」が即興することではない。常に変われること、常に選択できることが即興するということ。そのためには自分に「変えられる、変えられる」とオーダーを出し続ける必要がある。

自分に時間を与える

アイデアは時間の中にやってくる。自分に時間を与え続ける。自分に余裕を与え続ける。そうすればそのスペースに何かがやってくる。そして何かがやってきても、それをすぐに捨てられるように。

今回は「アレクサンダーテクニークが体現する静けさをインプロが引き継げなかったなぁ」というのが正直な感想です。インプロの方が圧倒的に刺激が強いのでうるさくなるのは当たり前ではありますが、しかしそれをもっと丁寧に見ていくことはできると思っています。

というわけで、急遽来月もアレクサンダーテクニークとインプロのワークショップを行うことにしました!次回は7月30日(日)です。今回いらっしゃった方もはじめての方もどうぞお越しください。詳細は近日中にアップしますのでもう少々お待ちくださいませ。

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロ(即興演劇)を学ぶ。大学卒業後は100を超えるインプロ公演に出演するほか、全国各地において300回を超えるワークショップを開催している。2017年にはアメリカのサンフランシスコにあるインプロシアターBATSにてワークショップおよびショーケースに参加。またアメリカのインプロの本場であるシカゴにも行き、海外のインプロ文化にも触れる。 →Twitter