11月10日(金)演技のためのインプロワークショップふりかえり

昨日は演技のためのインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は「コントロールを手放す」をテーマに、動かす身体ではなく動かされる身体を探究していきました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

いつもよりもうちょっと自分の身体を信頼してみる

身体に任せていると動けないような「気がする」けれど、実際にはその方が身体は必要な動きをしてくれる。だからそれを信頼してみる。でもいきなり100%信頼することはできないから、「いつもよりもうちょっと信頼してみる」くらいでちょうどいい。それでも大丈夫なことが分かれば、次はまたもうちょっと信頼できるようになる。

自立することもできるし、相手と一緒にいることもできるのが自由

リーダーとフォロワーの役割を明確にできるように。自立することもできるし、相手と一緒にいることもできるのが自由。相手と一緒にいることしかできないと依存になり、自立することしかできないと孤独になる。誰も犠牲にならず、お互いに自由でいて、お互いに貢献している状態を目指す。

相手と一緒に居続けるためにストーリーを進めていく

インプロではネガティブになったりブロッキングをしたり質問をしたりすると相手と一緒に居づらくなる。だからポジティブに、受け入れて、提案することで相手と一緒にいる。そうすればストーリーは自然と進んでいく。

次回11月17日(金)は「一瞬一瞬に生きる」をテーマにやってみようと思います。演技のためのインプロワークショップの残り2回はまとめに入ります。次回はこれまでのワークの中でも「今ここ」にフォーカスしたワークをぎゅっと凝縮してやります。単発での参加も受け付けておりますので、ご興味ある方はお申し込みください。どうぞよろしくお願いします。

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロ(即興演劇)を学ぶ。大学卒業後は100を超えるインプロ公演に出演するほか、全国各地において300回を超えるワークショップを開催している。2017年にはアメリカのサンフランシスコにあるインプロシアターBATSにてワークショップおよびショーケースに参加。またアメリカのインプロの本場であるシカゴにも行き、海外のインプロ文化にも触れる。 →Twitter